広告戦略提案書 / 2026年9月

arrb様向け
広告戦略提案書

いただいたご相談内容と arriba.club をもとに、 小中学生向けサッカークラブの新規生徒獲得を目的として整理した提案書です。 月予算30,000円、目標は月15件の体験会参加とお伺いしました。 Instagram先行案(パターンA)とGoogle検索集中案(パターンB)を比較検討した結果、初月はご相談いただいていたパターンA(Instagram)を推奨し、成果を見ながらパターンB(Google検索)へ切り替える2段構えをご提案します。 あわせて、検索・配信の仕組みから見て月15件は挑戦的な目標であることも、正直にお伝えします。

推奨パターンA Instagramで認知を広げる案 月30,000円を全額Instagramに投じ、これまでの運用実績を活かしながら反応の良い訴求を見極める考え方です。初月はこちらから開始することを推奨します。クリック単価が安く、母数の多いデータで学習を回しやすいのが利点です。
パターンB Google検索広告に月予算を集中する案(成果次第の切り替え先) 「新規選手獲得」という目的そのものに直結しやすい、今すぐ探している顕在層をGoogle検索広告で直接刈り取る考え方です。パターンAの成果が目標に届かない場合、2か月目以降にこちらへ切り替えることをご提案します。地域の検索母数には限りがあるため、温存しておく位置づけです。
ご提案の形 初月A→
2ヶ月目以降B検討
共通の予算 月30,000円
(単一媒体に集中)
ご要望の目標 体験会参加
月15件
初月の推奨 パターンA
(Instagram)
ご提案
初月はパターンA(Instagram)を推奨

ご相談いただいていたInstagramで初月を開始し、これまでの運用実績を活かしながら反応の良い訴求を見極めることを優先します。 地域のGoogle検索母数には物理的な上限があるため、成果が目標に届かない場合の温存策としてパターンB(Google検索)を2か月目以降の切り替え先に位置づけます。

ご相談内容の理解
  • ご相談媒体は Instagram 広告
  • 目的は小中学生サッカー生徒の新規獲得
  • 遷移先は arriba.club
  • 月予算:30,000円
  • 目標:月15件の体験会参加
  • これまでの施策:Instagram広告のみ
ご提案について
  • ご提案先:arrb 様
  • ご提案者:株式会社むとうマン
  • 代表取締役社長:武藤 隆昭
  • 提案日:2026年9月16日
現状整理

まず把握すべきこと

情報量を減らし、クラブの前提、強み、課題、打ち手を一画面で判断できる形に整理しました。

クラブの特徴

地域密着型の育成志向サッカークラブ

対象
小中学生向け。無料体験、途中入部相談、送迎相談あり。
訴求
進路、育成、安心の3軸で差別化できると見受けられます。
強み

進路訴求

競技志向の保護者に強く響くと見受けられます。

安心要素

当番なし、送迎相談、体験無料。

導線

学年別入口が明快。

課題
魅力の伝達
やや難しい
地域の検索需要
小さい
予算耐性
普通
打ち手
1
6年生保護者と中学生保護者を分けて訴求する。
2
保護者不安の解消を見出し化する。
3
Googleで今すぐ探している保護者を拾い、Metaで思い出してもらう。
ペルソナ可視化

誰の、どの不安を取るか

限られた予算では、広い認知よりも今すぐ悩んでいる保護者から優先的に取る設計が重要と考えられます。あわせて、サイトTOPで実際に使われている訴求(募集見出しと育成のキーワード)を土台にすることで、広告からサイトへの流入時に印象がずれにくくなると考えられます。

現状のサイトTOP訴求(arriba.club)
2027年度ジュニアユース選手募集
現中学生募集 現小学生募集

育成のキーワード(サイトTOP掲載)

認知
状況を捉える
非認知能力
人として成長する
ライフキネティック
脳と体をつなぐ
判断
考えて決める
実行
やってみる
戦術理解
理解して動く
テクニック
技術を磨く

広告文・クリエイティブの言葉選びをこの7つのキーワードに寄せることで、広告とサイトTOPの第一印象を一致させやすくなると考えられます(要確認:実際のクリック後離脱率は広告配信後の計測が必要です)。

主ペルソナ現在6年生の保護者現小学生募集

中学進学前にクラブ比較をしている層

主なペイン

  • 今の環境で中学年代に伸びるか不安
  • クラブの違いが見えにくい
  • 送迎や家庭負担も気になる

響く言葉:次の舞台へ本気で伸びる / 体験会受付中 / 当番なし / サイトTOPの「判断」「実行」を鍛える育成

準ペルソナ現在中学生の保護者現中学生募集

途中入部、移籍を考えている層

主なペイン

  • 今の所属先で伸び悩んでいる
  • 進路につながる環境か不安
  • 今から相談して遅くないか迷う

響く言葉:途中入部相談 / 進路実績 / 個別に見て育てる / サイトTOPの「戦術理解」「テクニック」で伸び悩みを打開

育成土台層小学生保護者現小学生募集

習い事の質を重視する層

主なペイン

  • ただ楽しいだけで終わらせたくない
  • 未経験でも伸びるか不安
  • 継続できる負担感か確認したい

響く言葉:考えてプレーする力 / 無料体験 / 平日に上手くなる / サイトTOPの「非認知能力」「ライフキネティック」で人として成長

優先順位表
優先度 悩みの強さ 広告適性 相性が良いパターン
6年生保護者 高い 体験会訴求が明快 A・B双方に有効
中学生保護者 高い 移籍相談のニーズが表に出やすい パターンB向き(顕在層)
小学生保護者 中程度 教育方針訴求で差別化しやすい パターンA向き(潜在層)
媒体判定

なぜ「どちらか一方に集中」という2案になるのか

月30,000円をGoogleとMetaに分割すると、双方とも中途半端な量になりやすいと見受けられます。そこで今回は分割配分ではなく単一媒体に月予算を集中する2つの案を比較検討し、初月はパターンA(Instagram)を推奨し、成果次第でパターンB(Google検索)へ切り替えるという結論に至りました。

媒体比較
観点 Meta広告(パターンA) Google検索広告(パターンB)
得意領域 潜在層接触、学年別訴求、動画理解 今すぐ探している層の獲得、問い合わせ獲得
「新規選手獲得」との直結度 間接的(認知→後日の検索や想起を経由) 直接的(探している人にその場で接触)
供給の上限 配信量はほぼ予算次第で拡張しやすい 地域の検索母数という物理的な天井がある
機械学習・最適化の成立度 月30,000円でもCV最適化としての学習は成立しにくい(詳細は後述) 機械学習に依存せず、キーワード単位で成果を積み上げやすい
月30,000円での運用 全額投下で配信量は確保できるが、CVR面は不確実性が高い 全額投下でも西宮市を含めないと必要な検索量に届きにくい
判断ダッシュボード
認知拡大への適性
パターンA優位

Instagramは潜在層に触れやすく、将来の検索母数を広げる効果が見込めると考えられます。

今月中の獲得への適性
パターンB優位

検索意図が明確な顕在層を狙えるため、目的である「新規選手獲得」への直結度は高いと考えられます。

総合判断
初月A→B検討

ご相談いただいていたInstagramをまず優先し、これまでの運用実績を活かして反応の良い訴求を見極めます。地域のGoogle検索母数には限りがあるため、成果が目標に届かない場合の切り替え先として温存し、2か月目以降の判断材料にします。

初月の扱い

30,000円(日約987円)を全額配分します。これまでInstagramのみで運用してきた実績があるため、過去の投稿・クリエイティブ資産を活かせる可能性があります。

ヒアリング事項

これまでのInstagram運用における実績(インプレッション数、CTR、体験会参加数など)を伺えると、見込み精度をさらに高められます。

使い方

コンバージョン(体験会申込)最適化ではなく、トラフィック最適化を軸に設計します。CV数が少なすぎて機械学習が働きにくいため、母数の多いクリックを目標にする方が配信が安定しやすいと見受けられます。6年生保護者と中学生保護者で広告セットを分けます。

受け皿になる検索語

宝塚 サッカースクール(月90回)、サッカースクール 西宮(月1,000回)、ジュニアユース セレクション(月590回)など。詳細は後述のキーワード設計をご覧ください。

前提条件

月30,000円を全額投下する場合、宝塚市周辺だけでは検索母数が不足するため、西宮市を含めたエリア設定が実質的な前提になると見受けられます。

強み

機械学習に依存しないため、初月から成果の予測精度が相対的に高く、キーワードごとの検索語句レポートで改善点も見えやすいと考えられます。

ベンチマーク要約

CTR・CVRはこの水準で見る

公開ベンチマークをそのまま使うと楽観的すぎるため、地域スポーツクラブかつ予算が限られるケース向けに、保守的に補正しています。CPCのみ、ラッコキーワードの実測値も併記しています。

Meta 認知系
CTR 1.0%前後

認知目的はクリック最適化が弱いため、CVRも低めに見積もっておく必要があると考えられます。

Meta リード系
CTR 1.1〜1.6%
CVR 1.5〜2.5%

一般値より下方に補正しています。外部のLPへ遷移する形のためです。

Google検索
CTR 4.5〜6.5%
CVR 4〜7%

地域キーワードは意図が明確で、問い合わせ型のサービスと相性が良いと見受けられます。

採用レンジ表
媒体 一般ベンチマーク 今回採用値 理由
Meta 認知系 ブランド認知CTR 0.87〜0.94%前後 CTR 1.0% / CVR 1.0% 問い合わせ効率が出にくい
Meta リード系 CTR 2.53〜2.59%、CVR 7.72%の公表例あり CTR 1.1〜1.6% / CVR 1.5〜2.5% 地域性と初月学習不足を考慮
Google 検索 CTR 3〜5%、CVR 3〜5%、高意図リード 7〜12%の公表例あり CTR 4.5〜6.5% / CVR 4〜7% 悩みが具体化した保護者を拾える
Google 検索
CPC
ラッコキーワード実測(9語平均)0.81USD=約124円、最大1.29USD=約197円
1USD=153円で換算(2026年9月時点)
150円 / 200円 / 250円 の3ケース 実測は約124円ですが、入札競合を吸収するため安全側に置いています
逆算シミュレーション

1CVに必要な imp を可視化

CTR、CVR、CPC を動かすと、必要 imp、必要クリック数、必要費用が変わります。パターンA・Bどちらも月30,000円を前提にした参考値です。

CTR5.5%
CVR4.0%
CPC200円
初期値は パターンB(Google検索)の中間ケース(CTR 5.5% / CVR 4.0% / CPC 200円)です。
必要 imp
455 1CVに必要な概算表示回数
必要クリック数
25 1CVに必要な概算クリック数
必要費用
5,000円 パターンB(Google)の月予算30,000円内に収まる想定です。

パターンB:Google検索 30,000円

西宮市を含めたエリアで運用する前提です。

楽観
10.0件(67%)
中間
6.0件(40%)
保守
3.6件(24%)

パターンA:Instagram 30,000円

コンバージョン最適化を継続した場合の参考値です(実際はトラフィック最適化を推奨するため、CV数はぶれ幅がより大きくなり得ます)。

楽観
13.3件(89%)
中間
6.5件(43%)
保守
3.0件(20%)
どちらのパターンも、ご要望の月15件には届きにくいという見立てです。パターンBはGoogle中間ケースで月6.0件(40%)、パターンAはInstagram中間ケースで月6.5件(43%)と、点推定はほぼ同水準です。ただしパターンBは検索母数という物理的な天井に近い前提であるのに対し、パターンAはCV最適化としての機械学習が働かないため、実際の振れ幅はより大きくなり得ます。詳しくは後述の「キーワード設計」でご説明します。
2案の詳細

パターンA・パターンBの設計を比較する

初月はパターンA(Instagram先行型)を推奨し、成果を見ながらパターンB(Google集中型)への切り替えを検討する2段構えです。比較検討の過程として、両パターンの設計をあわせてご説明します。

パターンA:Instagram先行型 推奨

Instagram 30,000円(100%)

Instagram 30,000円(100%)
項目 内容
日予算約987円 / 日(月予算30,000円÷30.4日で算出)
最適化目的トラフィック最適化(推奨)。体験会LPへのクリックを目標にします。
学習フェーズの目安広告セットあたり 週50CV(月約217CV)
供給できる学習データ量(CV最適化の場合)楽観ケースでも必要量の約6.1%にとどまる
Google切り替えの目安タイミング初月の成果が目標に届かない場合、2か月目以降に切り替えを検討(ご確認事項)

CVを最適化目標にすると学習データが不足し配信が不安定になりやすいため、まずはクリックなど母数の多い指標で学習を回し、認知と指名検索の土台をつくる位置づけです。これまでのInstagram運用実績(imp、CTR、体験会参加数など)を共有いただけると、見込み精度をさらに高められます。

パターンB:Google集中型(成果次第の切り替え先)

Google検索 30,000円(100%)

Google検索 30,000円(100%)
項目 内容
日予算約987円 / 日(月予算30,000円÷30.4日で算出)
最適化目的コンバージョン(体験会申込)最適化
対象エリア西宮市を含めることが実質的な前提
中間ケースの必要imp約2,727回(西宮込み天井3,350回の81%)
初月からの採用今回の提案には含めない(パターンAの成果を見て2か月目以降に判断)

機械学習の学習量に依存しないため、初月から検索語句レポートをもとにキーワード単位で改善しやすいのが特徴です。ただし西宮市を除くと必要な検索母数(imp)が不足し、中間ケースでも天井の119%に達してしまうため、西宮市を含めることが前提になります。

月15件という目標と、見込みとのギャップ(パターン別)
ケース パターンA:Instagram 30,000円 パターンB:Google 30,000円 目標15件との比較
楽観 13.3件 10.0件 A:89% / B:67%
中間 6.5件 6.0件 A:43% / B:40%
保守 3.0件 3.6件 A:20% / B:24%
正直にお伝えすると、どちらのパターンでも広告の運用だけで月15件に届く可能性は高くないと見立てています。点推定はA・Bでほぼ同水準ですが、性質は異なります。パターンAの数値はCV最適化を前提とした参考値で、学習データ不足のため実際の振れ幅はより大きくなり得ます。パターンBの数値は検索母数という物理的な天井に基づくため、相対的に見通しは立てやすいものの、天井そのものを超えて伸ばすことは難しいという制約があります。
目標に近づけるための追加の選択肢(共通)
1. これまでのInstagram実績を伺う。実際のCVRやCPAが分かれば、パターンAの見込み精度が上がります。
2. 体験会参加の定義を確認する。オンライン相談や学校でのチラシ配布経由の参加も含めるかで、広告以外の集客経路との合算が変わります。
3. 目標を段階的に見る。初月は中間ケース(6件前後)を目安に運用し、実績を踏まえて2か月目以降に予算や戦略を見直す進め方も選択肢です。
4. 初月の実績をもとにパターンBへの切り替えを判断する。推奨するパターンAの運用実績(クリック率、体験会参加数など)を踏まえたうえで、2か月目以降にGoogle検索へ切り替えるかをあらためてご提案します。
パターンAを選んだ場合のMeta広告セット設計
1. Awareness 単独にせず、Traffic 寄りで運用します。
2. 6年生向けと中学生向けで広告セットを分けます。
3. 保護者の不安を先に解消するコピーを使います。
4. 訴求を1〜2本に絞り、学習データを1か所に集めます。
キーワード設計 / ラッコキーワード調査

買うべきキーワードを4分類で決める

Googleのマイクロモーメント分類(知りたい・行きたい・したい・買いたい)に沿って、実際の月間検索数から出稿対象と除外対象を切り分けています。本セクションは2か月目以降にパターンB(Google集中型)へ切り替える場合の設計根拠です。初月はパターンA(Instagram)を推奨していますが、切り替えの判断材料として先にまとめておきます。

結論 01

宝塚市名だけでは母数が足りない

「宝塚」を含むサッカー系キーワードは合計でも月180回です。宝塚単独では、毎月安定してCVを積み上げていく母数として心もとないと見受けられます。

結論 02

西宮を含めて初めて月30,000円分の母数になる

川西・伊丹・池田・三田・尼崎・豊中・吹田・箕面まで含めても月810回にとどまります。西宮を含めると月1,870回まで伸び、パターンBで月30,000円を使い切るための実質的な前提になります。

結論 03

月15件の目標には、検索母数そのものが上限になる

地域名(Go)とDo/Buyクエリの合計は西宮を除いて約2,290回、含めても約3,350回です。Google中間想定の必要imp455回を月15件分に単純換算すると約6,800回相当になり、地域の検索母数そのものが月15件到達の上限になり得ます。CTR・CVRの改善だけでは埋めきれない制約と考えられます。

検索意図4分類と広告での扱い
分類 ユーザーの状態 代表キーワード 月間検索数 Google広告での扱い
Know
知りたい
言葉の意味や仕組みを調べている ジュニアユースとは 880 除外寄り。CVまで遠く、クリックを消費しやすい
Go
行きたい
通える場所を地域で探している 宝塚 サッカースクール / サッカースクール 近く 90 / 480 主軸。地域ターゲティングと最も相性が良い
Do
したい
体験や練習会に参加したい ジュニアユース 練習会 / サッカー 体験 小学生 210 / 90 主軸。無料体験の申込に直結する
Buy
買いたい
入会や費用を具体的に検討している ジュニアユース セレクション / 月謝 590 / 30 最優先。意思決定の直前にいる層
分類の根拠はGoogleの公式資料「マイクロモーメント戦略を見直す5つの問い」です。人が何かを必要としたとき、その行動は「知りたい・行きたい・したい・買いたい」の4つに分けられる、という整理に沿っています。
Doクエリ(体験したい)
キーワード 月間検索数 優先度
ドリブルスクール320
ジュニアユース 練習会210
サッカー 体験 小学生90
ジュニアユース 体験会30
サッカースクール 体験30
サッカースクール 無料体験10
ジュニアユース 体験データなし要確認
サッカークラブ 体験データなし要確認
サッカースクール 平日データなし要確認

「ドリブルスクール」は花屋敷スクールの個人技術訴求と一致します。「データなし」はラッコキーワードで検索数が取得できなかったもので、需要ゼロを意味しません。

Buyクエリ(入会したい)
キーワード 月間検索数 優先度
ジュニアユース セレクション590最優先
ジュニアユース 移籍70最優先
サッカースクール 月謝30
ジュニアユース 月謝30
サッカースクール 料金20
ジュニアユース 費用20
サッカースクール 費用10
サッカークラブ 会費10
サッカースクール 入会10
ジュニアユース 募集 / 入団データなし要確認

「移籍」は途中入部相談と完全に一致する、このクラブで最も取りやすいBuyクエリと見受けられます。料金系は公式サイトに料金表示がないため、LP側の準備が必要になると考えられます。

Goクエリ(地域名入り)の月間検索数
エリア 主なキーワードと月間検索数 小計 判断
宝塚市 サッカースクール 90 / サッカークラブ 20 / サッカー 小学生 20 / ジュニアユース 20 / サッカーチーム 10 / 宝塚市 サッカースクール 10 / サッカー 教室 10 180 必ず入れる
西宮市 サッカースクール 西宮 1,000 / 西宮 サッカークラブ 50 / 西宮 ジュニアユース 10 1,060 パターンBでは必須
尼崎市 尼崎 サッカースクール 140 / 尼崎 ジュニアユース 10 150 入れる
伊丹市 伊丹 サッカースクール 70 / 伊丹 サッカークラブ 20 / 伊丹 ジュニアユース 10 100 入れる
川西市 川西 サッカースクール 30 / 川西 サッカークラブ 30 / 川西市 サッカースクール 20 80 入れる
豊中市 / 吹田市 / 箕面市 豊中 70 / 吹田 70 / 箕面 40(いずれもサッカースクール) 180 距離次第
三田市 / 池田市 三田 サッカースクール 30 / 池田市 サッカースクール 10 / 池田 サッカークラブ 10 50 優先度低
県名・広域 兵庫県 サッカースクール 30 / 兵庫県 ジュニアユース 30 / 兵庫 ジュニアユース 10 70 補助
「サッカースクール 西宮」の月1,000回は他エリアと桁が違うため、検索者の多くが西宮市内での通学を想定している可能性があります。公式サイトでは西宮も対応エリアと明記されています。パターンB(Google 30,000円)を選ぶ場合、西宮市を含めないと必要な検索母数に届かないため、初月から西宮市を含めて配信することを前提にしています。
検索需要の季節性(2024年9月〜2026年8月の月別平均を指数化)

年間平均を100としたときの各月の検索需要です。数字が大きいほど、その月に検索が集中します。

ジュニアユース
セレクション
年平均 567/月
1月41
2月46
3月57
4月140
5月192
6月192
7月141
8月116
9月116
10月69
11月47
12月43
ジュニアユース
練習会
年平均 151/月
1月30
2月33
3月66
4月245
5月397
6月205
7月86
8月43
9月30
10月30
11月20
12月17
宝塚
サッカースクール
年平均 100/月
1月90
2月141
3月131
4月115
5月90
6月90
7月100
8月80
9月90
10月100
11月90
12月80
山が2種類あります。ジュニアユース系は4〜6月が最大の山で、地域スクール系は2〜3月に山が来ます。新年度前に習い事を探す動きと、学年が上がってからクラブを探す動きが別々に存在するためと考えられます。
出稿カレンダーの示唆
9〜10月(現在):セレクション需要は年平均並みです。現6年生の情報収集期のため、まず学習を回す月として使います。
11〜1月:全カテゴリで最も需要が落ちます。予算を絞り、クリエイティブとLPの改善に回します。
2〜3月:地域スクールキーワードがピークです。小学生向けスクール訴求に寄せます。
4〜6月:ジュニアユース系が年間最大です。体験会と練習会の訴求に最大配分します。
除外キーワード(初期設定)

宝塚という地名は、サッカー以外の検索意図を大量に巻き込みやすくなります。以下は初月から除外設定に入れておきたい語です。

高校中学校 部大学 社会人リーグ総体 新人戦選手結婚 協会求人歌劇 とはランキングメンバー 合格者落ちた大人

「ジュニアユースとは」は月880回と大きいものの、意味を調べているだけの層です。地域の検索母数自体が月2,000〜3,000回台と限られる以上、CVに遠いKnowクエリは思い切って捨て、Do/Buyクエリに寄せる方が合理的と考えられます。

初月に入稿するキーワード案(3グループ)
広告グループ マッチタイプ キーワード 想定月間検索数 着地ページ
01 地域×クラブ探し
Go
フレーズ一致 宝塚 サッカースクール / 宝塚 サッカークラブ / 宝塚 ジュニアユース / 川西 サッカースクール / 伊丹 サッカースクール / 尼崎 サッカースクール / サッカースクール 西宮 / 西宮 サッカークラブ
(西宮を含めるのはパターンB前提)
約1,470 トップページ
02 体験・練習会
Do
フレーズ一致 ジュニアユース 練習会 / ジュニアユース 体験会 / サッカー 体験 小学生 / サッカースクール 体験 / ドリブルスクール 約680 無料体験申込
03 入会・移籍検討
Buy
完全一致+フレーズ一致 ジュニアユース セレクション / ジュニアユース 移籍 / ジュニアユース 月謝 / サッカースクール 月謝 約720 ジュニアユース案内
地域の検索母数自体が限られているため、部分一致で対象を広げても無関係な検索に予算を持っていかれやすいと見受けられます。初月はフレーズ一致と完全一致だけで開始し、検索語句レポートを見てから広げるのが安全と考えられます。
この調査の出典・時点・確信度
主張 出典 いつ時点の情報か 確信度
各キーワードの月間検索数・競合性 ラッコキーワード(Googleキーワードプランナー由来のデータ) 2024年9月〜2026年8月の24か月集計、2026年9月14日取得
季節性の指数 上記月別データからの弊社集計 2024年9月〜2026年8月
検索意図の4分類(Know / Go / Do / Buy) Google「マイクロモーメント戦略を見直す5つの問い」 Think with Google 公開資料(日本語版)
ローカル検索した人の50%が1日以内に来店 Google「I-Want-to-Go Moments」 2015年・米国データ 中(日本および2026年の数値ではない)
地域ターゲティング後に実際に拾えるimp数 人口比による弊社推計 2026年9月 低・要確認(実配信で検証が必要)
「データなし」と表記したキーワードの実需要 ラッコキーワードで検索数を取得できず 2026年9月14日 要確認
地域×検索意図(Go+Do+Buy)を合計した検索母数の天井(西宮除き約2,290回/西宮込み約3,350回) 本書内の各キーワード集計表からの弊社単純合算(重複語の除去は未実施) 2024年9月〜2026年8月集計、2026年9月14日取得 中(単純合算のため実際の重複除去後はやや下振れの可能性)
これまでのInstagram広告の実績(imp、CTR、CVR、体験会参加数など) 未共有・ヒアリング中 未取得 要確認
CPCの円換算レート 1USD=153円(2026年9月時点の実勢レート) 2026年9月14日
「サッカースクール 西宮」月1,000回の検索者の居住地 推測(データからは判別不可) 要確認 要確認
クリエイティブ示唆

見せ方はこの3本に絞ります

訴求軸を増やしすぎると弱くなるため、初月は3本に絞る方が得策と考えられます。

訴求 01

6年生向け体験会

中学で伸びる準備、始めていますか?
無料体験会受付中 / 送迎相談可 / 当番なし

訴求 02

中学生向け移籍相談

今の環境で、本当に次のステージへ進めますか?
途中入部、移籍相談受付中

訴求 03

小学生向け育成訴求

ただ蹴るだけで終わらせない。
考えてプレーする力を育てる無料体験

3本の訴求軸自体はパターンA・B共通で使えると考えられます。ただし表現形式は媒体によって変え、パターンB(Google)はテキスト広告で検索語句に直接応える文言に、パターンA(Instagram)は縦長動画・画像でクリックを誘導する構成にする想定です。
提案要点

ご提案の要点

結論
月30,000円の使い方を検討した結果、初月はパターンA(Instagram)を推奨いたします。これまでの運用実績を活かして反応の良い訴求を見極めやすく、母数の多いクリックで学習を回せるためです。初月の成果が目標に届かない場合は、パターンB(Google検索 集中型)へ切り替えることをご提案します。
項目 パターンA:Instagram先行型(推奨) パターンB:Google集中型(切り替え先)
初月の予算配分 Instagram 30,000円(100%) Google検索 30,000円(100%)
考え方 これまでの運用実績を活かし、反応の良い訴求を見極める 「新規選手獲得」に直結しやすい顕在層を直接刈り取る(成果次第の切り替え先)
前提条件 最適化目的をCVではなくトラフィックに設定 西宮市を含めたエリア設定が実質的に必要
ご要望の目標 体験会参加 月15件(無料体験・相談の申込を1件と数えます)
見込み件数(保守〜楽観) 月3.0〜13.3件 月3.6〜10.0件
目標に対する充足率 約20〜89% 約24〜67%
見込みの確からしさ 機械学習が働かないため振れ幅が大きい 検索母数という物理的な天井に基づくため見通しは立てやすい
正直にお伝えすると、どちらのパターンでも広告の運用だけで月15件に届く可能性は高くないと見立てています。理由は運用の巧拙ではなく、宝塚エリアの検索需要そのものが月2,000〜3,000回程度にとどまるという物理的な制約、およびこの予算規模ではMeta広告の機械学習が十分に機能しないという制約によるものです(詳しくは前述の「キーワード設計」「逆算シミュレーション」をご覧ください)。目標に近づけるための選択肢として、これまでのInstagram実績の共有、体験会参加の定義確認、段階的な目標設定もあわせてご検討いただければと思います。
ご確認いただきたいこと:初月はパターンA(Instagram)で進めさせていただきたく考えております。あわせて、初月の成果(クリック率、体験会参加数など)が目標に届かない場合は、2か月目からパターンB(Google検索 集中型、西宮市を含むエリア設定)へ切り替えるという進め方でご承認いただけますでしょうか?
用語メモ

本書で使っている言葉の意味

広告の専門用語をできるだけ減らしていますが、どうしても残る言葉を先にまとめておきます。

用語 意味
imp(インプレッション)広告が画面に表示された回数です。何人に見られたかの目安になります。
CTR表示された広告のうち、クリックされた割合です。100回表示されて5回押されればCTR 5%です。
CV(コンバージョン)広告の目標達成のことです。本書では「体験や相談の問い合わせが1件入ること」を指します。
CVRクリックした人のうち、問い合わせまで進んだ割合です。
CPCクリック1回あたりにかかる広告費です。
LP広告をクリックした人が最初に着地するページのことです。
マッチタイプ設定したキーワードと、どこまで似た検索に広告を出すかの範囲設定です。「完全一致」は狭く、「部分一致」は広く出ます。
除外キーワードこの言葉を含む検索には広告を出さない、という設定です。無駄なクリックを防ぎやすくなります。
検索語句レポート実際にどんな言葉で検索した人に広告が出たかの一覧です。配信開始後に確認して調整します。
月間検索数そのキーワードが1か月に検索されるおおよその回数です。本書では全国の数値を記載しています。
CPM広告を1,000回表示するのにかかる費用です。Meta広告の費用はこの方式で計算されます。
学習フェーズMeta広告が「誰に配信すると成果が出るか」を学習している期間です。広告セットごとに週50件の成果データが集まると抜けられる、というのがMetaの目安です。
参照ソース

根拠一覧

本文を軽くするため、参照根拠は折りたたみで整理しています。

公式サイトの確認内容

アリバサッカークラブ公式サイト — 学年別導線、無料体験、送迎相談、保護者当番なし、途中入部相談を確認。活動拠点は花屋敷グラウンド(宝塚市花屋敷荘園)、対応エリアとして川西、猪名川、池田、伊丹、西宮、三田、尼崎、豊中、箕面、吹田を記載。

キーワード調査(月間検索数・季節性)

ラッコキーワード — 71キーワードの月間検索数、CPC、競合性、月別推移を2026年9月14日に取得。集計期間は2024年9月〜2026年8月の24か月。月間検索数は年平均値。

検索意図の分類(Know / Go / Do / Buy)

Google「マイクロモーメント戦略を見直す5つの問い」 — 重要な瞬間は「知りたい(Know)」「行きたい(Go)」「したい(Do)」「買いたい(Buy)」の4カテゴリに分類できる、という整理。

Google「I-Want-to-Go Moments: 検索から来店へ」(Matt Lawson、2015年4月) — スマートフォンでローカル検索を行った消費者の50%が1日以内に店舗を訪れ、その検索の18%が1日以内の購入につながる。※2015年・米国データのため、日本および2026年の数値としては要確認。

Meta広告の目的定義

Meta Business Help Center — Awareness は認知、Traffic は遷移、Leads は問い合わせ獲得の整理。

学習フェーズは広告セットあたり週50件の最適化イベントが目安、という Meta の公表基準にもとづいています。※最新の仕様変更は要確認です。

Google広告ベンチマーク

WebFXSearch Engine Journal — 検索広告の CTR、CVR、CPA の参考値。

Meta広告ベンチマーク

InflueeAdamigo — 目的別 CTR、配置別傾向の参考値。

補助参照

FlagoutアクアスターGoogle広告ヘルプ